池上彰&かまいたちが“うっぷん”から日本が抱える問題を深掘り。タコ焼きのタコが年々小さくなっている理由とは!?

フジテレビ系では10月7日に「池上かまいたちのイイうっぷんですね!~あなたのグチから日本が見える~」(午後8:00)を放送する。

同番組は、MCの池上彰とかまいたち(濱家隆一、山内健司)が、さまざまな“うっぷん”を見つめ、その背景にある問題を深掘りするバラエティーの第2弾。昨年10月に関東ローカルで放送した第1弾が、池上とかまいたちの異色タッグで好評を博し、今回ゴールデン帯に進出し、多くの“うっぷん”から現在の日本が抱えるさまざまな問題を考える。

動画配信サービスなどの充実で見るものが増えた昨今。そのためZ世代が「タイパ」こと、タイムパフォーマンスを重視した「タイパ生活」を送っているという。すべて倍速で動画を見て時間を効率的に使っているという、その驚きの生活における“うっぷん”とは?

また、「紙の教科書の授業が面白くない!」「出会いがマッチングアプリと言いづらい!」「タコ焼きのタコの大きさが年々小さくなっている!」「働く女性に対する偏見」「列車とホームの間の隙間や段差がいや」などなど、日本各地に赴き、独自調査を決行する。

「タコ焼きのタコの大きさが年々小さくなっている!」という“うっぷん”からは、タコの需要が高まり値段が高騰しているという背景があることを、池上が分かりやすく解説。売られているタコはすべて天然もので、養殖は実現していないという事実から、養殖の研究施設も取材する。

さらに、同局のタレントクローク(出演者控室)に設置した「うっぷんBOX」に、芸能人がうっぷんを投函。アンミカの「区役所の書類の名前の記入例が花子と太郎は古い!」などをはじめ、おぎやはぎ・小木博明、丸山礼、ゆうちゃみ、平成ノブシコブシ・吉村崇らが、おのおのの“うっぷん”を告白。吉村からはあの失敗談も飛び出す。

かまいたちとの2度目のタッグに、池上は「やっぱりこの2人は面白いですよね。あと“間”がね。間の魔術師? あうんの呼吸がさすがだなと思いますよね。きっと昔、苦労したんだろうなぁ」と絶賛。

一方、濱家は「前回もそうだったんですが、池上さんが、ズバズバ切り込んできてくれるので、“今のどうでしょう?”というと“面白くないですね”とか。何を言っても受け入れてくれる懐の広さをお持ちの方。池上さんとご一緒ということで、緊張していたのですが、やらせていただくと楽しく学びながら収録させていただきました」と感謝する。

山内も「収録中に気になったこととか、アドリブで聞いても全部答えてくれますし、こちらが一瞬でも弱みを見せると一気に切り込んでくるので(笑)、常にファイティングポーズを取っておかないといけませんでした」と明かす。

番組の見どころに関しては、「全部ですね。見どころは全部です。タコの養殖がないというのを、この番組で初めて知りました。スーパーとかで買う時に“そういえば養殖って書いてないなぁ”とか、なので養殖に成功したらとんでもなく話題になるだろうなと思いました」と内容に自信を見せる濱家。

池上は「やっぱり駅のホームの段差のために100億円もかけてやっているんだと。私たちが気付かないところで努力している方がいらっしゃるんだなと感動しました」と話し、山内も「今、段差をなくすためにあんな技術が開発されているなんて知らなかったですね。全駅、今後はあのようになっていくんだなって」と感心。

池上とかまいたちの絶妙なトークも大きな見どころとなりそうだ。

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