被爆者漫画家の西山進氏が死去 「おり鶴さん」40年以上連載

漫画を描く西山進さん=2018年7月、福岡市(片山文博さん撮影)

 長崎で被爆し「現役最後の被爆者漫画家」といわれた西山進(にしやま・すすむ)氏が6日午前9時25分、心不全のため福岡市の病院で死去した。94歳。大分県宇佐市出身。自宅は福岡市。葬儀・告別式は本人の希望により開かれない。

 長崎で少年工として働き、17歳だった1945年8月9日、爆心地から約3.5キロの三菱重工業長崎造船所で被爆した。日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の月刊機関紙「被団協」に、79年11月から4こま漫画「おり鶴さん」を40年以上にわたり連載。反戦・反核への思いを描いた。

 ほのぼのとしたタッチながら、時に鋭く社会を風刺。核兵器廃絶を目指した。

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