
日本の鉄道開業から14日で150周年となるのを記念し、国土交通省などは6日、JR東京駅の赤れんが駅舎にある東京ステーションホテルで式典を開いた。天皇、皇后両陛下が出席されたほか、国会議員や政府関係者、JR7社の幹部ら約110人が参加した。
天皇陛下はあいさつで「鉄道は信頼性の高い公共交通機関として、わが国の繁栄に貢献してきた」と述べた。人口減少や新型コロナウイルスの影響にも触れ「難しい状況を乗り越え、引き続き人々に親しまれながら暮らしと経済を支えていくことを期待する」とした。
宮内庁によると、1972年の100周年式典には、昭和天皇と香淳皇后が出席した。