上越市大手町の高田郵便局で5日、上越、妙高両市の郵便局向けの年賀はがき約148万枚の搬入が行われた。トラックで運び込まれた年賀はがきは、職員が仕分けし、54局へと送られた。11月1日から販売される。
搬入されたはがきは無地、インクジェット紙、ディズニー、写真用、全国版、地方版の6種類。職員15人ほどが、トラック前に設置したローラーコンベヤー上に箱詰めされはがきを後方へ滑らせ、送り先ごとに分別した。
同局の坂口一義郵便部長によると、同局管内で販売する年賀はがきは昨年の90%ほど。年々減少傾向にあるが、「今年もコロナ禍でまだ移動自粛ムードがある。顔を合わせられない友人や親戚などに、ぬくもりが感じられる手紙をぜひ利用してほしい」と話した。
日本郵便はデザインテンプレートやパーツなどを選べる特設サイトや、電子メール、SNSで送られるスマート年賀なども用意しており、これらの活用も勧めた。