話題のサブスク喫煙所 高い?安い?コスパは「タバコ一服=36円」利用実態調査を発表

起業者向けの〝仕事付きシェアオフィス〟事業を展開するNUWORKS(ニューワークス、東京都豊島区)は、同社が東京・秋葉原のビル内で運営する月決め2200円のサブスク喫煙所における利用実態調査を発表した。

都内唯一というサブスク喫煙所には、9月初旬の時点で約250人の月決め会員がいる。会員になると、平日午前9時~午後7時まで使い放題。交通系ICなどがエントランスの鍵代わりになり、喫煙所自体には顔認証で入室できる。

NUWORKSがまとめた8月1日から31日までの利用実態では、会員の約58%以上が1日2回以上利用していた。一人当たりの平均利用回数は2・5回で、サブスク喫煙所での喫煙1回あたりの費用は36円という結果になった。

コロナ禍で愛煙家の肩身が狭くなる中での「タバコ一服=36円」という結果に、同社の担当者は「平均で見ると、1日当たりの費用負担は90円程度。非喫煙者へ迷惑をかけることもない。なにより喫茶店よりもコスパが良い」と、サブスク喫煙所の有用性を感じているという。

最多利用者は1日あたり7・6回サブスク喫煙所を利用。利用1回あたりの費用は12円とした。「どんなに使っても費用は固定。ヘビースモーカーにとってはコスパが良い喫煙所といえる」(担当者)としており、広がりを予測していた。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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