デジタル技術活用し医療・健康面で妊婦をサポート 東京海上日動、岡山大発ベンチャーなどが協定締結【岡山市】

デジタル技術を活用し、医療や健康面で妊婦をサポートしようと、東京の保険会社2社と岡山市のベンチャー企業が10月6日、協定を結びました。
協定を結んだのは、東京海上日動火災保険と東京海上日動あんしん生命保険、岡山大学発の医療ITベンチャー企業「そなえ」で、「そなえ」が開発した「iPicss」と「ウィラバ」の普及を図るのが目的です。
「iPicss」は妊婦が緊急搬送された際、搬送先の病院で速やかに適切な措置がとれるよう、病院間で情報共有するシステムです。また「ウィラバ」は、母子健康手帳に記載された内容をスマホなどで撮影しデジタル情報として保存することで妊産婦の生活状況などが把握でき、子どもの将来の疾患リスクも予測できるというアプリです。
アプリ加入者は、保険会社が提供する24時間医療相談サービスなども受けられます。

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