きょう7日(金)は西から雨の範囲が広がり、全国的に傘の出番となりそうだ。
特に東日本や西日本の太平洋側を中心に激しい雨や雷雨になる所があるため、注意が必要となる。
また、気温は各地で平年を下回り、特に関東ではきょうも冬のような寒さとなりそうだ。
広く傘の出番 激しい雷雨の所も
南の海上に停滞する前線や日本列島を挟むように進む低気圧の影響で、きょうは全国的に雨となりそうだ。午前5時現在、西日本から東海を中心にまとまった雨雲がかかっており、この雨雲は東へと進んでいる。関東や北陸にも雨雲がかかりだしているが、昼前には東日本の広い範囲で雨となりそうだ。東北でも午後は次第に雨の範囲が広がり、夜にかけて降り続く見込み。
きょうは東日本や西日本の太平洋側を中心に雨雲が発達しやすく、激しい雨や雷雨になる所がありそうだ。特に前線や低気圧に近い伊豆諸島では大雨になるおそれがあるため、土砂災害などに注意が必要となる。その他も大気の状態が不安定なため、落雷や突風、短時間強雨に注意が必要だ。
北海道から冬の便り続々
上空の寒気の影響で、けさは北海道では氷点下まで気温の下がっている所がある。十勝地方の河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷では午前4時過ぎに氷点下2.2℃まで下がるなど、厳しい冷え込みとなっている。この冷え込みで、網走から初霜、札幌と帯広からは初氷と初霜の便りが届いた。（午前5時半まで）
きょうの北海道は晴れ間があるが、夜から雨雲のかかる所があり、標高の高い所では雪となりそうだ。
関東はきょうも冬のような寒さ
気温はきょうも全国的に平年を下回り、きのうよりも低くなる所がありそうだ。特に関東はきょうも冬のような寒さが続く見通し。
東京の最高気温は16℃予想と11月中旬並みだが、雨が降り出すと、これよりも低い気温で推移することが予想される。午後は13℃くらいと12月並みの寒さで、きょうも冷たい雨となるため、寒さ対策が必要だ。
（気象予報士・多胡安那）
