政府は１１月に広島で開催する予定の各国の政治指導者らが核軍縮について議論する「国際賢人会議」を１２月に延期する方向で調整に入りました。
延期の理由について政府関係者は「しっかりとした成果を挙げるために準備期間が必要だ」としていて「参加者の日程を調整するため延期が必要になった」と説明しています。
国際賢人会議は核なき世界を目指すため１月の国会で岸田総理大臣が設立を表明しました。
初会合の日程について８月にニューヨークで行われたＮＰＴ＝核拡散防止条約の再検討会議で１１月２３日と表明しましたが、１０月３日の所信表明演説では「年内に開催予定」と述べていました。
