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2022年10月6日に公開された動画のテーマは……注目選挙情報!那覇市長選挙&福島県知事選挙
ゲストに選挙プランナーの松田馨氏をお招きし、一騎打ちの構図になった那覇市長選挙と無風とされる福島県知事選挙について語っていただきました。
【このトピックのポイント】
・那覇市長選挙は平仲氏の出馬辞退でオール沖縄・翁長氏と自民党推薦・知念氏の一騎打ちに
・那覇市長選挙の争点は基地に限らず市民の生活に根付いたものに。松田氏「自民党にもチャンスがある」
・福島県知事選挙は社民党が現職支援を見送るもオール与党体制は揺らがずか。松田氏「保守分裂・与野党激突にならない限り無風」
10月23日投開票 那覇市長選挙
那覇市長選挙に立候補を表明していた平仲信明氏は9月22日、出馬の取りやめを発表しました。
9月に行われた沖縄県知事選挙では下地氏の立候補により保守系の票が割れ、オール沖縄が支援する現職の玉城氏に有利な構図となっていました。
那覇市長選挙でも同様の構図になるかと思われましたが、平仲氏の立候補辞退によりオール沖縄が擁立する翁長氏と自民党推薦の知念氏の一騎打ちになりそうです。
翁長氏は翁長前知事のご子息で人気が高く若い候補。加えて那覇市は沖縄県知事選挙において翁長氏と同じオール沖縄の玉城氏の得票数が大きくリードしており、非常に強力な候補と言えます。
一方で知念氏は那覇市の前副市長で手堅い行政手腕があり、翁長前知事とも浅からぬ縁もあり、松田氏は「決して弱くない候補」と評価します。
また、自民党としても「県知事選挙は負けても市長選挙では勝ちたい」という思いがあり、松田氏は「沖縄ならではの激しい選挙戦になる」とコメントしました。
那覇市長選挙の争点について松田氏は「市民の関心事は県知事選挙とは少し違う」と解説。子育て、住民サービス、新型コロナ対策からの経済対策などのより市民の生活に即したものが出てくると考えられます。
松田氏は「基地問題の賛成反対という大きなテーマで分かれるわけではない」「だからこそ自民党にも勝てるチャンスがある」と分析。県知事以外の首長選挙ではオール沖縄系候補の落選が続いている点に言及し「市長選挙は知事選挙とは流れが異なる。どちらが勝つかはまだわからない」とコメントしました。
10月30日投開票 福島県知事選挙
もう一つの注目選挙が福島県知事選挙。10月13日の告示を前に5名が立候補を表明しています。
福島県知事選挙はこれまでも共産党を除く幅広い政党が現職を支援するオール与党体制が敷かれてきました。今回の選挙では現職の原子力政策に関する姿勢を理由に社民党が離脱したことで注目を集めています。
福島県は衆院選では5つの小選挙区のうち3つを立憲民主党が押さえており、革新政党がやや強い地域です。
MC鈴木の「野党がやや強い福島において、なぜ野党は独自候補を出さないのか」という疑問に対し、松田氏は「復興のことがあるのでは」と推測。「政争でもめたり県議会が機能不全になるのを避け、復興に関しては力を合わせてやっていこうという考えがあるのかもしれない」とコメントしました。
その中で社民党が離脱したことについて松田氏は「オール与党体制に変化はない」としつつ「社民党としては党勢が衰える中で存在感を出す、または支援者に対して説明がつくかつかないかという点を踏まえての行動なのでは」と分析しました。
そんなオール与党体制の現職・内堀氏に挑むのは4人の新人。
共産党が推薦するのは草野氏です。高橋氏は34歳と若いながら福島県内の複数の選挙に立候補しており、松田氏は「ホームページが面白い」とコメント。
鵜沼氏は、ホームページで他の候補に福島県出身者がいないことを含め立候補の理由を述べています。斎藤氏に関してはまだ情報が出ていないようです。
松田氏は「知事選挙はどうしても範囲が大きくなる。福島県は人口180万人と規模が大きい。保守分裂とか与野党激突などにならない限り無風の選挙になるだろう」としめくくりました。
動画本編はこちら!
沖縄県知事選挙と那覇市長選挙は流れが違う?福島県知事選挙は社民党離脱で変化はある?
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