原発避難の支援「区別やめるべき」 国連特別報告者が記者会見

東京電力福島第一原発事故の避難者調査のため来日している国連のセシリア・ヒメネスダマリー特別報告者(国内避難民の権利担当)は7日、東京都内で記者会見を開いた。避難者支援に当たり「強制避難区域や区域外といった区別は取り除くべきだ」と指摘した。国連の人権理事会に任命された専門家による避難者の本格調査は初めて。ヒメネスダマリー氏は9月26日に来日し、政府や自治体関係者、避難者と面会し、避難者の人権状況の実態を調査していた。 

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