パク・ミニョン “ロコ女王”の名声を失うのか 怪しい資産家との熱愛説が残した傷跡

女優のパク・ミニョンが築き上げてきた輝かしい女優人生に、暗雲が漂っている。

9月28日に、“韓国の文春砲”と言われているDispatch(ディスパッチ)が報じた熱愛説がきっかけだ。

翌日、パク・ミニョンの所属事務所は、交際の事実を認めた上で現在は破局している旨を発表したが、2人に対する世間の関心は高まるばかり。一部のネットユーザーの間では、相手の男性の顔写真まで拡散されてしまった。

その理由の1つに、元交際相手が資産家だと報じられたことが関係している。

「パク・ミニョンが、男性から金品を貢いでもらっていたのではないか」という報道に加えて、「(交際相手の)愛車のランボルギーニをプレゼントしてもらった」という具体的な噂まで飛び出し、彼女が“俗物”であるかのようなコメントが相次いだ。中には、彼女に対して「がっかりした」という反応も。

それは、パク・ミニョンといえば『キム秘書はいったい、なぜ?』(tvN/2018年)、『彼女の私生活』(tvN/2019年)、『気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!』(JTBC/2019年)などで、男性の地位や経済力にとらわれず、純粋に恋する役柄を演じ、視聴者にときめきを届けてきたから。演じてきた役のイメージが、すっかり彼女に“付着”しているのだ。

しかし、私生活で資産家と交際していたとなれば、「やっぱりお金なのか」と、世間は(勝手ながら)失望の意を示している。

そしてこれが影響したのか、現在出演中のロマンティックコメディードラマ『月水金火木土(tvN)』の視聴率がダウン。

朝鮮日報やファイナンシャルニュースによると、初回放送は2.9%でまずまずといった滑り出しを見せていたが、報道当日の第3話は1.8%に低下してしまったという。

“ロコ女王”の肩書きを持つパク・ミニョンが主演を務めるとあって、制作発表の段階から熱い視線を浴びていたが、彼女についたマイナスイメージが、どうやら足を引っ張ってしまったようだ。

万が一、このまま視聴者離れが加速すると、“ロコ女王”という名声を失うことが心配される。

しかもこの状況に追い打ちをかけるように、相手男性にまつわる“黒い噂”が広がりを見せており、“怪しい資産家”という印象を受けている人が少なくない。既に破局しているとはいえ、パク・ミニョンにとってプラスにならないのは明らかだ。

Dispatchの報道によると、元交際相手は2013~2014年に詐欺事件に関わり、2016年に詐欺及び私文書偽造などの罪で懲役2年6月、執行猶予3年を言い渡されたとのこと。2014~2015年には、金融会社の迂回融資に加担したとされている。

これに加えて、暗号通貨取引所ビッサム(Bithumb)をはじめ、ビデント、インバイオジェン(INBIOGEN)、バケットスタジオ(Bucket Studio)などの実所有者ではないかという疑惑までが浮上。

その上で、元々携帯電話端末の販売事業に携わっていた彼と、携帯電話のアクセサリーを販売していた彼の妹が、2020年に突然ビデント、バケットスタジオ、インバイオジェンという上場企業3社を買収したとし、その資金の230億ウォンの出所が不透明である点を取り上げた。

今回の交際報道は、彼女にとって大きな傷跡を残しそうだ。

(構成:西谷瀬里)

(Danmee/よろず~ニュース)

© 株式会社神戸新聞社