コロナ352人 4人死亡 県、予防徹底呼び掛け

 沖縄県は7日、10歳未満から90代の352人の新型コロナウイルス感染と、70代~90歳以上の4人の死亡を発表した。今週末に3連休が控えていることから、県は、会食や友人との交流で「大人数・長時間の集まりはできるだけ避けてほしい」と呼び掛けたほか、改めて3密の回避や換気、手指の消毒の徹底を促した。

 死亡したのは、糸満市の80代男性と南部保健所管内の90歳以上の男性、南部保健所管内の70代男性、中部保健所管内の90歳以上の女性。糸満市の男性は6月に死亡が確認され、それ以外の3人は8月28~29日に死亡が確認された。ワクチン接種歴は3人は2回~4回、1人は不明。2人は施設に入所中で、2人は別の疾患で医療機関に入院中だった。4人いずれも基礎疾患があった。年代別の新規感染者は最多の40代が61人、10代が59人、30代が52人、10歳未満47人などとなっている。米軍関係者の新規陽性者は2人。 (中村万里子)

© 株式会社琉球新報社