「名探偵コナン」の「警察学校編 Wild Police Story CASE. 諸伏景光」放送が決定

日本テレビ系で放送中のアニメ「名探偵コナン」(土曜午後6:00=読売テレビ制作。一部地域を除く)。大人気キャラ・安室透(=降谷零)の警察学校時代が描かれた「警察学校編 Wild Police Story」の不定期放送の第4弾「警察学校編 Wild Police Story CASE. 諸伏景光」が、10月29日に放送される。

10月28日からハロウィン上映が始まる第25弾劇場版「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」では、鍵を握る存在として描かれている警察学校組の5人、降谷零、松田陣平、伊達航、萩原研二、諸伏景光。すでに、降谷以外の4人は、この世を去っていて謎の多い存在だったが、この劇場版では、今まで明かされてこなかった5人の絆が描かれている。

今回、第4弾となる「CASE. 諸伏景光」では、諸伏の両親が被害者となった15年前の事件の真相究明に向け、いよいよ5人が動き出す。

降谷(声・古谷徹)、萩原(声・三木眞一郎)、伊達(声・東地宏樹)、松田(声・神奈延年)が止めるのを振り切り、炎に包まれた家の階段を駆け上っていく諸伏(声・緑川光)。話は3時間前にさかのぼる。5人は鬼塚教官に捕まり派手な行動の数々に対してとがめられ、風呂掃除を命じられていた。その最中、コピー機にある昨夜捜索願が出された女の子の情報を目にする。女の子を町で見かけたことのあった諸伏は、写真をもらっていた。掃除中も当然その話題になったが、諸伏は「子どもの頃に遊んでいた女の子とそっくりだ」というだけで、詳しいことははぐらかそうとする。誰かが巻き込まれることにおびえる諸伏に、4人は口をそろえて「死なねぇよ!」と声をかける。それに勇気づけられた諸伏は、自身が過去に遭遇した事件について話し始めるのだった。

15年前、諸伏が父母と夕飯を食べていた時に、何度もインターホンを鳴らす音が聞こえた。どうやら訪問してきた男は父親の知り合いのようで、最初は穏やかに会話する声が聞こえたが、徐々に不穏な雰囲気に。様子を見に行き、戻って来た母は諸伏に「押し入れに隠れるように」と伝える。その押し入れから諸伏が感じたのは、鉄の匂いと犯人の奇妙な言葉、肩に入ったゴブレットの様な刺青だった――。

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