『めざまし8』谷原章介、自身の発言を訂正謝罪に視聴者から呆れ声「情報番組のMCは無理」「タレントだから許されてるだけ」

フジテレビ本社ビル

10月7日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)内で、MCを務める谷原章介(50)が前日の立憲民主党・泉健太代表(48)の質問内容に対し「生活にかかわることを一切質問していなかった」と発言したことを訂正し謝罪。しかし、視聴者からは「やっぱり情報番組のMCは無理」「元々が適正ゼロのポンコツ」と呆れ声が多く上がっている。

番組序盤、国会のニュースを取り扱う前に永島優美アナウンサーが「「訂正があります」と切り出したうえで、「昨日の放送で、臨時国会の代表質問について取り上げた際『立憲民主党・泉健太代表が、生活にかかわることを一切質問していなかった』とお伝えしましたが、泉代表はコロナ対策、エネルギー問題、物価高対策など生活にかかわる事柄についても質問されていました。お詫びして訂正いたします。失礼いたしました」と謝罪し、頭を下げた。

これに続いて、谷原も「これはすべてですね、私の確認不足、認識不足です。立憲民主党、泉代表、そして視聴者の皆さま、本当に申し訳ございませんでした」とお詫び。「ここからですね、あらためて気を引き締め直しまして、公平公正な情報を皆さまにお伝えできるように頑張ってまいります。どうか今後ともよろしくお願いいたします」と神妙な面持ちで語った。

前日は臨時国会に関する内容を特集し、旧統一教会問題や国葬、岸田文雄首相の身内人事などに関する質疑応答を取り上げていたが、その中で谷原は「疑惑追及等々ではいろいろ時間を使ってましたけど、電気料金のことに関して岸田総理言及されていました。ですが本来、泉代表は労働者を背景に持っている党なわけですからそういった方々に対する給料の底上げだったり、生活に関わることは一切質問されていなかった」とし、コメンテーターとして出演していた実業家の大空幸星(23)に「これはどう思います?」とコメントを求めていた。

「今はネットでも国会中継が配信されているので見ていればわかることですが、泉代表はむしろ5万円給付が住民税非課税世帯に限定されていることやインボイス制度、エネルギー政策、子育て支援などについて時間を割いて言及していました。ただ番組で編集したVTRでは細田博夫之衆院議長に異例の質疑をした場面を取り扱っていたので、谷原はおそらく番組が編集したVTRだけを見て勘違いしてしまったのでしょう。以前から『お飾りのMC』と揶揄する声がありましたが、事前の情報収集をせずにMCをしていることが露呈してしまいましたね」(政治記者)

そのため、視聴者からは「だから、こんな人をコメンテーターに選んじゃダメって象徴」「司会の谷原は国会もろくに見てないのに立憲民主の泉代表を貶める嘘の発言をした」「この番組に出て好感度相当落としているよね。結果的に俳優としての価値も下げていると思うけど辞めたほうが本人のためでは?」「司会者コメンテーター番組スタッフ全員が、代表質問すら見てないで番組作ってるってことが分かった」と冷ややかな声が上がっている。

『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)に出演していた玉川徹氏(58)は、番組内で事実に基づかない発言をして10日間の謹慎処分を受けている。それだけに「谷原さんはタレントだから許されていいのですか?」「降板して下さい」との厳しい声も出ているが、果たしてこのままMCを続けていけるのだろうか。

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