細田衆院議長 教団との関り 文書で追加説明

 細田博之衆院議長は7日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)や関連団体との関りについて、これまで4つの会合に出席していたとしてきたが、追加説明文を発表し、新たに4つの会合に出席していたことを公表するとともに、日韓トンネル実現中国連絡協議会大会に祝電を打っていたことなどを明らかにした。

 一方で「会費などへの支出は支出先の名称を確認する限り行っていない」としたほか、「寄付やパーティー収入などでも該当するものはなかった」とした。

 また選挙でのボランティア支援に関しても「地元の関係団体が私を支持するとの意向はあったが、どのような支援を行っていたかは確認できていない。少なくとも選挙事務所においての選挙運動においては教団や関連団体による活動は認められない」と答えた。

細田氏は「選挙支援の依頼をしたこともない。組織的支援や動員などを受け入れたことはない」とし「今後、社会的に問題があると指摘される団体などとは関係を持たないよう、適切に対応してまいりたい、10月7日、衆院議員 細田博之」と結んでいる。

 ただ会合で「安倍総理に早速ご報告いたします」などの発言をしていた、その内容に関する説明などは、この日の使説明文にも全く触れたところはなかった。文書でなく、記者会見で答えるなどの対応が求められそうだ。(編集担当:森高龍二)

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