有田芳生氏、ひろゆき氏との対談書籍を拒否 所属事務所が表明 辺野古の「座り込みツイート」が理由

元参議院議員でジャーナリストの有田芳生氏の所属事務所が8日、公式ツイッターを更新。沖縄・辺野古での米軍基地反対派による〝座り込み〟にするツイートが物議を醸している実業家のひろゆきこと西村博之氏との対談書籍出版を拒否したことを明かした。

ツイッターで同事務所は「この度のひろゆき氏の辺野古についての発言を受け、出版社から依頼されていた統一教会問題についての対談書籍をお断りすることにいたしました」と投稿した。

ひろゆき氏は今月3日、沖縄・辺野古を訪問した際に「新基地断念まで座り込み抗議 3011日」と書かれた看板の前で撮影した写真をツイッターに掲載。当時、座り込みをしている人が1人もいなかったし、「座り込み抗議が誰も居なかったので、0日にした方がよくない?」「『座り込み』その場に座り込んで動かないこと。目的をとげるために座って動かない。知らない間に辞書の意味変わりました?」などとつづった。

これを受け、ネット上でも賛否両論の意見が噴出。沖縄県の玉城デニー知事が5日に「現場でずっと3千日余り(抗議行動を)続けてこられた多くの方々に対する敬意は感じられない」「発言による波及はネットメディアを使う方なら十分考えられたのでは、とちょっと残念だ」と述べるなど、騒動が拡散していた。

(よろず~ニュース編集部)

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