サングラス使用全国一は沖縄 「メガネ白書」都道府県別調査 度付き眼鏡は44位

 眼鏡チェーン店を展開するジンズ(東京、田中仁代表)は5日、眼鏡の使用実態を取りまとめた「メガネ白書2022」を公開し、都道府県別の意識調査で沖縄はサングラスの使用率が28.7%でトップだったと発表した。対照的に、度付き眼鏡の使用率は65.4%と全国44位だった。強い日差しの対策としてサングラスを日常的に取り入れていることが浮き彫りとなった。

 サングラスの使用率は2位が長崎県の20.9%、3位が宮崎県の19.7%となり、九州以南が上位を占めた。全国平均は16.6%だった。最下位は滋賀県の11.7%で、沖縄とは2倍以上の差となっている。

 度付き眼鏡の使用率は秋田県がトップの76.4%。最下位は栃木県の62.5%だった。全国平均は69.5%。使用するシーンとして「用途を問わず常に着用」のランキングでは沖縄は32.6%の45位で、目的に応じて使用する傾向にあるとみられる。

 調査は8月30日~9月2日に実施。全国約1万4千人から回答を得た。眼鏡とサングラスの使用率調査以外は、都道府県各100人を抽出した計4700人を対象にしている。 

(小波津智也)

© 株式会社琉球新報社