任期満了に伴う沖縄県・豊見城市長選が9日、投開票される。届け出順に無所属新人でNPO法人理事の辻内岳晴氏（42）、無所属現職で2期目を目指す山川仁氏（48）＝共産、立民、社民、社大、にぬふぁぶし、れいわ推薦、無所属新人で前市議の徳元次人氏（41）＝自民、公明推薦＝が選挙戦を展開してきた。国政政党や主要団体から推薦・支援を受ける山川氏と徳元氏の事実上の一騎打ちとなっており、市政継続か奪還かが焦点となる。当落は9日午後10時半ごろに判明する見通し。
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投票は市内8カ所で午前7時～午後8時まで実施され、午後9時から市立中央公民館で開票される。
8日、山川氏は市内各地で遊説した。市真玉橋では支持者を前に「子どもど真ん中の政策を拡充し夢と希望あふれる豊見城市を一緒につくっていこう」と再選へ支持を訴えた。
徳元氏は市役所前交差点で打ち上げ式を開き、支持者らに向け「市民の皆さんの熱い思いを無駄にせず、必ず豊見城を幸せなまちにする」と市政奪還を呼びかけた。
当日有権者数は4万9888人（男性2万4153人、女性2万5735人）。
（照屋大哲、金城実倫）
