ドンブラザーズ再び衝撃展開 ドンモモタロウ完全敗北 次回は金ピカロボとともに新生へ

超異色スーパー戦隊シリーズ「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」(毎週日曜、午前9時30分)の第33話(16日放送)で、金色に輝く鳥型メカ「オミコシフェニックス」と金色の巨大ロボ「ゴールドンオニタイジン」が登場する。9日、テレビ朝日が発表した。

9日放送の第32話では、主人公・ドンモモタロウ(桃井タロウ)が、復活した宿敵・ソノイと戦い、その刃に倒れる衝撃場面で終了。次回予告に登場したメカ2体の正体が明かされた格好だ。

第33話では、ジロウがタロウを喫茶「どんぶら」のマスター・ゼンカイザーブラック(五色田介人)の元に運び、グッタリしたタロウを前に、マスターは「これはひどい…」とつぶやく。はたしてマスターは、タロウを復活させることができるか―というストーリーが展開される。

「オミコシフェニックス」はタロウ復活のカギを握るアイテムであることは間違いなさそうで、さらに巨大ロボ「ドンオニタイジン」と合体。ドンブラザーズの5人が変形合体するドンオニタイジンに、さらなる合体によって生まれるのが「ゴールドンオニタイジン」。ゴールドンオニタイジンの活躍、次回予告に登場した“金ピカヒーロー”の正体は、第33話で明らかになる。なお、玩具「DXオミコシフェニックス」(バンダイ)は15日に発売される。

第13話に続いて、ソノイに決定的な敗北を喫したタロウ。演じる樋口幸平は「32話でソノイがパワーアップして帰って来ました!再び対決する日がやって来てタロウは最高の気持ちです。とはいえ、そのソノイに倒されてしまったんですけどね…」と自嘲気味に語り、「33話では『オミコシフェニックス』という新しいメカが登場します。プラスゴールドになったドンモモタロウも登場します。とんでもなくかっこいいですし、武器も進化してます!」と力強く言い切った。

続けて樋口は「ビジュアルを見たときにすごくテンションが上がって、思わずスーツアクターさんに演じる時にどんな動きをしたのかを聞きました。あまりにも最高だったので、『いつもより声を格好よくしましょう』と監督さんに提案しました!これまではお祭り感が強くて、自分に酔いしれてるような感じを出してきたんですけど、ゴールドは基本クール。戦うときにも余裕があるので、あまり声を出さず、大事なパンチや蹴りの時は力強いお芝居になっているかと思います」と手応えを口にした。そしてファンに向けて「タロウがソノイに倒されてしまって、寂しいと思ってくださっている方もたくさんいると思うんですが、新しいメカの『オミコシフェニックス』と今後の展開がどう関係するのか、33話の放送を楽しみに待っていただけたらと思います」と呼び掛けた。

(よろず~ニュース編集部)

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