入館者100万人突破! 「雲仙お山の情報館」 中尾さん家族に記念品

雲仙お山の情報館の100万人目の入館者になった中尾さん家族=雲仙市の雲仙温泉街

 長崎県雲仙市の雲仙温泉街にある雲仙お山の情報館の入館者が8日、通算100万人を突破し、節目の入館者になった熊本県荒尾市の中尾聡介さん(36)家族3人に記念品が贈られた。
 中尾さんは妻のルゥ・ハンさん(33)、長男の想平ちゃん(3)と一緒に、地獄巡りと温泉入浴に訪れた。同館を運営する自然公園財団雲仙支部の田中荘一所長らから記念品の温泉レモネードや湯せんぺいと花束を受け取った。聡介さんは「記念の入館者になることができて光栄。長男は雲仙温泉街に来るのが初めてなので、良い思い出になる」とうれしそうに話した。
 同館は環境省が2004年4月に開設し、同支部が運営委託を受けている。国立公園雲仙の火山や温泉の仕組みや歴史を紹介し、雲仙岳の四季の登山情報なども発信している。田中所長は「今後は交流サイト(SNS)を一層活用し、外国人客向けの音声ガイドなども充実させて利用促進を図りたい」と話した。

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