エルテス<3967>、雑踏・交通警備を手がけるISAなど2社を子会社化

エルテスは傘下企業を通じて、雑踏・交通警備を手がけるISA(札幌市。売上高4億800万円、営業利益3010万円、純資産1690万円)、SSS(同。売上高7800万円、営業利益423万円、純資産1110万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。「デジタルとリアルが融合する新たな警備事業」の実現に向けた取り組みの一環。対象2社は兄弟会社。取得価額は非公表。取得予定日は2022年3月16日。

子会社化するISA、SSSは電気通信工事現場での警備を強みとするが、その業務形態にはデジタル化の余地が相当残されているのが実情。エルテスは両社を取り込むことで、リアルな警備事業を拡充するとともに、かねて力を入れている先端的なITを活用した警備DX(デジタルトランスフォーメーション)との連携による相乗効果を見込む。

エルテスは2020年に同じリアルの警備会社としてアサヒ安全業務社(横浜市。現And Security)を子会社化している。

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