広島県外から来た観光客に、広島の酒を購入してもらうために始まった酒クーポン事業を盛り上げようと、JR広島駅で試飲販売会が行われました。
広島県は、新型コロナの影響を受けた観光需要の回復や酒蔵の支援事業として、7日から県外からの宿泊者向けに広島で作られた酒の購入に使える2千円分のクーポン券を配布しています。
この取り組みにあわせて広島県は、広島で作られた酒23種類を集めた販売会を開催し、訪れた人たちは試飲を楽しみながら自分好みのお酒を探していました。
試飲した男性
「あんまり日本酒は得意じゃなかったんですけど、飲んでみてすごくいいなと。ひょっとしたらまたもう1回並ぶかもしれないですね。」
広島県・湯崎知事
「G7も含めて、こういった機会に広島のお酒を広めていければ。」
広島県によりますと、県内の日本酒の出荷量は、コロナ前と比べ約2割減少しているということです。
このイベントは、10日まで行われています。