【速報】新人・徳元氏の初当選確実 豊見城市長選 自公推薦、現職らを破る

 【豊見城】任期満了に伴う豊見城市長選は9日投開票され、無所属新人で前市議の徳元次人氏(41)=自民、公明推薦=が初当選を確実にした。沖縄県内で最年少の首長となる。
 選挙戦には、徳元氏と、無所属現職の山川仁氏(48)=共産、立民、社民、社大、にぬふぁぶし、れいわ推薦=と無所属新人でNPO法人理事の辻内岳晴氏(42)が立候補。政権与党の自公が推薦する徳元氏と、「オール沖縄」勢力が推す山川氏による事実上の一騎打ちとなった。参院選沖縄選挙区、知事選で敗れた自公だが、今年の沖縄県内の市長選では6連勝となり、23日投開票の那覇市長選に向けて勢いを付けた。
 3期12年の市議としての活動をアピールした徳元氏は「豊見城をもっと幸せにする」をスローガンに掲げ、英語教育への特化や都市型公園整備などを訴えた。

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