「囲碁のまち」を掲げる神奈川県平塚市で「第25回湘南ひらつか囲碁まつり」が9日、紅谷パールロード商店街(同市紅谷町)で4年ぶりに開かれた。プロ棋士と対局できる700面の多面打ち大会には北海道から沖縄県まで、7歳~95歳の囲碁ファンが参加し、真剣な表情で手合わせを楽しんだ。
囲碁まつりは、同市内の自宅に囲碁道場を開き、多くのプロ棋士を育てた木谷實九段の功績をたたえるとともに、囲碁文化の普及・振興に向けて始まった恒例イベント。2019年は台風、20年から新型コロナウイルス感染症の影響から2年連続で中止を余儀なくされ、今回4年ぶりの開催となった。
感染症対策で規模を縮小し、例年の1000面を350面の2回に分けて実施された。