横浜の東名高速下り線で車両が大破 降りた女性がはねられ死亡、男性は重傷

(資料写真)

 10日午前0時15分ごろ、横浜市青葉区新石川3丁目の東名高速道路下り線で、「乗用車が大破している」と通行車両の女性から110番通報があった。

 神奈川県警高速隊によると、現場は3車線の直線で、乗用車は右端と中央の車線にまたがる形でほぼ逆向きに停車していたという。通報の数分後、川崎市中原区の男性会社員(24)の乗用車が、大破した車両から降りて右端の車線にいたとみられる女性(20)=横浜市鶴見区=をはねた。さらに、茅ケ崎市の女性(54)が運転する後続車が、同じ右端の車線にいた男性(19)をはねた。はねられた女性は搬送先の病院で死亡が確認され、はねられた男性は重傷を負った。

 影響で東名川崎インターチェンジ(IC)―横浜青葉IC間の下り線は、同日午前0時45分ごろから同日午前10時5分まで、約9時間20分通行止めとなった。

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