サウジアラビアが世界中からの巡礼旅行者の便宜のため総合デジタルプラットフォームNusukを開始

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【リヤド(サウジアラビア)2022年10月8日PRNewswire=共同通信JBN】巡礼(メッカ巡礼・ウムラ)省は8日、すべての巡礼者と旅行者にメッカ・メディナ旅行用の簡便な旅行計画の手引きとなるサウジの公式総合デジタルプラットフォームNusuk(nusuk.sa)の開始を発表した。この電子プラットフォームは、世界中からサウジアラビアを訪れるイスラム教徒の体験を向上させ、ウムラ(小巡礼)旅行者の入国手続きを円滑にすることを目指している。Nusukはビジョン2030巡礼体験プログラムの取り組みである。

Nusukは巡礼者や訪問者に情報と幅広いサービスを提供し、ウムラの儀式を容易かつ快適に実行できるようにする。サウジビジョン2030の望ましい目標を達成するために、提供されるサービスの質を高め、訪問者の宗教的・文化的体験も向上させる。

Nusukは、査証、許可、予約手順、手続きの促進など、Visit Saudiエコシステム全体であらゆるサービスを提供するために、サウジアラビア政府観光局との協力と提携で開始された。Nusukは、メッカとメディナを訪れるイスラム教徒の体験を向上させ、豊かにするさまざまな一括商品とプログラムも提供している。

今後は、インタラクティブマップ、オファーと活動のカレンダー、医療情報・サービス、複数言語で提供されるすべての政策ガイドラインのデジタル案内などの追加サービスが提供される予定。Nusukは民間部門にも機会を提供し、サービス業者が巡礼者や訪問者にメールなどの電子サービスを提供できるようにする。Maqamプラットフォームはそのサービスが今後、Nusukに移されるまで、Umrah Trip Programの計画をサポートし続ける。

タウフィーク・ラビア(Tawfiq Al-Rabiah)巡礼相(巡礼体験プログラム委員長)は、Nusukは巡礼に対するサービスの質を向上させる取り組みを最新技術利用によって継続するものだと説明した。さらに、Nusukは複数の政府機関と協力して、手続きを容易にし、巡礼や訪問者が精神的な旅を簡便かつ快適に楽しめるようにする。

アハメド・ハティブ(Ahmed Al Khateeb)観光相(サウジアラビア政府観光局理事長)は、巡礼体験プログラム傘下のNusukの重要性と、観光局と巡礼省の協力と一体的行動の枠組み内でのNusukの役割を明らかにした。これは、ウムラの手続きを簡便にし、すべてのイスラム教徒に最高のサービスを提供することにより、サウジビジョン2030の目標を達成する重要な措置である。

詳細はwww.nusuk.sa を参照。

▽NUSUKについて
サウジ初の公式総合デジタルプラットフォームであるNusukは、すべての巡礼と訪問者に、メッカとメディナ、さらにその後の旅の簡便な旅行計画の手引きを提供する。Nusukを使用すると、世界中の旅行者が電子査証(eビザ)の申請からホテルや航空便の予約まで、訪問全体を容易に準備できる。後の段階で、Nusukは重要な行き先への訪問の予定、交通機関の検索、旅程の管理、インタラクティブマップの作成にも利用できる。

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ソース:The Ministry of Hajj and Umrah