自動車メーカーのトヨタが静岡県裾野市に開発を進めている未来型実験都市「ウーブン・シティ」。建築の本体工事が始まるのを前に10月10日、安全を願う神事が行われました。
10日の神事は、新型コロナの感染リスクを考慮し、非公開で行われ、トヨタ自動車の副社長などが出席しました。「ウーブン・シティ」は、11月からの第1期計画の建築本体工事開始に向けて、2021年2月から造成工事が進められてきまし
2024~2025年のオープンを目指していて、初めは高齢者や子育て世代の家族、発明家など、およそ360人が居住する予定です。将来的にトヨタの従業員を含む2000人以上のが暮らし、自動運転や温室効果ガスを全体としてゼロにするカーボンンニュートラル、物流や食・農業などの実証実験を行う計画です。地元の裾野市長も期待を寄せています。
<裾野市 村田悠市長>
「市民生活がより豊かになる技術・テクノロジーがその場にあるのであれば、今後、連携を強めていきたい」