【動画あり】「奈良県大会生駒高校との決勝戦の裏側」「ドラフトについて」など 戸井零士選手インタビュー【天理高校】

【天理高校】「奈良県大会生駒高校との決勝戦の裏側」「ドラフトについて」など 戸井零士選手インタビュー

2022年のドラフト候補でもある奈良県天理高校の前キャプテン、戸井零士選手にインタビュー。「生駒高校との奈良県大会決勝の裏側」「2022年夏の甲子園を振り返って」「ドラフトについて」などを聞いた。

生駒高校との決勝戦について

2022年7月28日に行われた「第104回全国高等学校野球選手権奈良県大会」決勝戦。

天理高校は生駒高校に21-0で勝利したが、コロナの影響で選手が多数離脱してしまった生駒高校のことを考えて、優勝の喜びを爆発させることはなかった。
粛々と整列し、試合を終えたのだが、これは誰が決めたのかという問いに対して戸井選手は

「自分1人で決めました。試合前に監督からメンバーがそろっていないと聞いたので、監督に『最後、マウンドで集まるのをやめてもいいですか?』という風に相談しました。」

チームメイトには、いつのタイミングで伝えたかという問いに対しては
「9回2アウトのタイミングで言いました。チームメイトには何も考えずに試合に集中してほしかったので、あのタイミングで声をかけました。」

2022年夏の甲子園を振り返って

2022年夏の甲子園を振り返ってみて
「センバツで初戦負けし、何とかもう一度甲子園に行き、校歌を歌うということを実現できたのはよかったです。
ただ、甲子園で勝ち上がることの難しさを自分たちの代で感じたので、後輩たちには勝ち切れるように頑張ってもらいたいと思います。」

2回戦で敗れた際に最初に出てきた感情を聞くと
「『最後まで笑顔でいよう!』とみんなで話していたので整列していた時は涙は出なかったが、相手の校歌を聞いた時にこれで終わりかと思った時に涙が出てきましたね。」

ドラフトについて

ドラフト2022の候補に名前が挙がるようになった要因はどこにあるかを聞くと
「高校に入学してからプロの世界で野球がしたいと思いながら練習をしてきました。野球が好きで練習も好きなのでそこが一番の要因ではないかなと思います。」

ファンのみなさまへのメッセージ

最後に今まで応援してくれたファンに向けて
「今まで応援ありがとうございました。高校3年間の経験を次のステージでも生かしていきたいと思うので、応援よろしくお願いいたします。」
と語ってくれた。

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