アルボンのリタイアは接触が影響「当たった場所がラジエーターに触れて水漏れが発生」/F1日本GP決勝

 2022年F1第18戦日本GPの決勝レースで、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは1周目にマシンを止めリタイアでレースを終えた。レース後、アルボンはリタイアの原因は接触によるものだと振り返った。

■アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ・レーシング)

決勝=DNF

 今日はポイントを獲得できるチャンスだと思っていたから、本当に残念だよ。

 スタートはとてもうまくいって、そのことを喜んでいた。でも視界がとても悪くなり、横のマシンが見えず、コースすら見ることができなかった。

 ケビン(・マグヌッセン)と軽く接触して、当たった場所がラジエーターに触れたから、水圧がなくなって水漏れが起きたんだ。それでマシンを止めなければいけなくなってしまった。

 コースはとても危険で、視界も本当に悪かった。実際、僕がこれまでのキャリアで経験したレースのなかでも最悪だったね。あの天気のなかで僕たちは時速200km/hで走っていたけど、コクピットでは、コースのカメラや車載カメラ映像の100倍はひどい状況だったよ。

2022年F1第18戦日本GP アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)
2022年F1第18戦日本GP アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)の日本GP用特別カラーヘルメット
2022年F1第18戦日本GP ドライバーズパレードで手を振るアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)

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