頑張っても結果が出ない…「16時間ダイエット」の落とし穴と対策4つ

おはようございます。朝美人アンバサダーで、ダイエット講師岩瀬結暉です。

最近、「16時間ダイエットを頑張っているのに、結果が出にくい」とのご相談がありました。

食事を16時間も我慢しているのですから、結果が出やすいようにやり方を見直したいですよね。

今日は、16時間ダイエットの失敗の原因と対策について解説します。

16時間ダイエットとは

16時間ダイエットとは、1日の食事を8時間以内に終えるダイエット法のこと。飢餓の状態を作ることで、体内のミトコンドリアを増やし、エネルギー効率を上げて痩せやすくする方法です。

( 参考:「ミトコンドリア」で痩せる!アラフォー以降のダイエット食習慣

ミトコンドリアの個数が多い人は代謝が良く、摂取した栄養がエネルギーとして消費されやすいのですが、加齢や運動不足、過食気味な生活習慣などで減少してきます。そのため、ミトコンドリアの数は1細胞あたり100~2000個と、個人によって随分と違ってくるのです。

このダイエットで結果が出にくいのであれば、ミトコンドリアが増えにくい、又は人よりミトコンドリアの数が少ないのかもしれません。

その場合、16時間空ければ好きなものを好きなだけ食べてOK!と、マニュアルに説明してあっても、それを鵜呑みにせず、自分に合わせた食事法にシフトする必要があります。

【1】最終食事時間を早める

24時に就寝する人であれば、食事をする8時間は10時~18時までが理想です。無理であれば12時~20時までに変更してみてください。

仕事が遅いと夕飯も遅くなりがちですが、食べた物を体脂肪に取り込むビーマル1という物質は20時過ぎから深夜にかけて多く分泌されてくるので、その時間に食べると太りやすくなります。

それ以上、夕飯が遅くなるのであれば、糖質をカットする、又はいつもの量の1/3にするなど、糖質の量を減らしてみましょう。

タンパク質や食物繊維は、たくさん食べて大丈夫。未だにお肉は太ると思い込んでいる人がいますが、タンパク質なので食べて大丈夫です。

【2】食事量を見直す

16時間空ければ好きなものを好きなだけ食べてOKと書いてある場合が多いので、食事ができる8時間の間、好物のラーメンや唐揚げなどを、だらだらと好きなものを好きなだけ食べ続けていませんか?

あくまでもダイエットなので、痩せないのであれば食事量を減らすことも検討してください。

1食は普段の食事量にする、もしくは控えめにする。間食はしない、又は最低限にするなど、あくまでもダイエットであることを考えて適量にすることも必要です。

【3】アルコールを減らす

アルコールでは太りませんが、肝臓がアルコールを分解している間に食べたエネルギーは体脂肪へと蓄えられます。

通常、摂取したエネルギーは肝臓の貯蔵庫に入るのですが、アルコールを摂取していると肝臓はアルコール分解に忙しく、貯蔵庫としての仕事をしてくれないためです。

( 参考:糖質0ならいいの?ダイエット中の「アルコール」との付き合い方

ダイエット中は、アルコールを控えた方がだんぜん痩せやすくなります。

【4】運動をする

筋肉痛になる程度の筋トレは、ミトコンドリアを増やすのに効果的です。

ウォーキングなどの有酸素運動ではミトコンドリアは増えませんが、体脂肪を減らすのに効果的です。

どちらかでかまいませんので、身体を動かす習慣をつけることもおすすめです。

その他、血糖値の急上昇をおさえるべく野菜から食べたり、食前に水を飲んだりといったダイエットの基本は守りつつ16時間ダイエットを行ってください。

まとめ

ダイエットの基本は

1) 糖質を減らす

2) 運動をしてエネルギーを消費する

3) 生活習慣で代謝を上げる

この3つが重要です。

16時間ダイエットは(3)にあたりますが、8時間好き放題食べていれば栄養過多になっている場合があるのです。

上手に工夫して結果がでると、頬の毛穴が閉まってくるなど美肌効果も期待できるので、ぜひ頑張ってみてください。

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☆この連載は【毎週火曜日】更新です。次回もどうぞお楽しみに!

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