横浜・港南台の商業施設、子育て支援の拠点に イベントや託児で交流 相鉄ビルと保育シェアサービス企業が協業

AsMamaが港南台バーズで行ったイベントの様子(相鉄グループ提供)

 相鉄グループの相鉄ビルマネジメント(横浜市西区)は、運営する商業施設「港南台バーズ」(同市港南区)を使った子育て支援プロジェクトを今月から始めた。保育シェアのサービスを展開するAsMama(アズママ、同市中区)と協業。イベント開催などを通じ、施設を中核とした地域コミュニティーの形成を図る。

 AsMamaのアプリ「子育てシェア」内に、交流ページ「バーズ・ネスト・クラブ」を新設。同施設で毎月複数回開催される交流イベントを案内するほか、買い物中の託児を依頼するといったコミュニケーションの場を目指す。

 子育て世代だけでなく、自身の経験や得意分野を生かして、地域のつながりづくりに貢献したい人たちも募集する。

 JR港南台駅前にある港南台バーズは、2021年4月にリニューアルオープン。相鉄の担当者は、「子育て世代の孤立や、買い物環境の向上といった地域課題を解決し、港南台バーズを交流や買い物を楽しむ拠点として利用してほしい」と話している。

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