連休明けのきょう11日(火)は東日本や西日本では晴れる所が多く、気温が25℃以上の夏日になる所がありそうだ。特に関東や東海など東日本で気温が高く、昼間は暑いくらいの陽気となる見込み。
　一方、北日本は北海道を中心に大気の状態が不安定で、断続的に雨や雷雨になりそうだ。
　また、北日本や北陸では風が強く、海は大しけとなる所があるため、強風や高波にも注意・警戒が必要となる。

北海道は不安定な天気　強風や高波にも注意・警戒

　午前5時現在、北陸から東北の日本海側にかけてと、北海道に雨雲がかかっている。
　このあとも低気圧や寒気などの影響で北海道や東北北部では大気の不安定な状態が続き、断続的に雨となりそうだ。
　特に北海道の日本海側を中心に発雷確率が高く、雷雨になる所もあるため、落雷や突風などに注意が必要となる。
　北陸の雨は朝までとなるが、日中も雲がとれにくい見通し。

　また、北陸や北日本では風が強く、北海道では局地的に非常に強い風が吹く所がある見込み。海は大しけとなるため、強風や高波にも注意、警戒が必要だ。

関東以西は広く晴天　汗ばむ陽気の所も

　一方、関東から西日本にかけては晴れる所が多くなりそうだ。
　太平洋側ほど日差しが多く、関東や東海、四国では気温が25℃以上の夏日になる所がある見込み。

　特に気温が上がりそうなのが関東や東海で、昼間は汗ばむ陽気となりそうだ。
　予想最高気温は東京、熊谷、土浦（茨城県）、静岡で28℃、水戸、前橋、さいたま、千葉、横浜、甲府、三島（静岡県）などで27℃となっている。

　東京都心では先週金曜日に10月上旬としては記録的な寒さとなったが、連休中に寒さが解消し、きょうは6日ぶりの夏日となる見通し。
　気温変化が大きくなっているため、体調管理に注意が必要となる。
（気象予報士・多胡安那）