沖縄こどもの国が台湾でTシャツ発売 人気ブランド「MOBO」とコラボ 「コロナ後に遊びに来て」

 【沖縄】沖縄こどもの国(沖縄市)はこのほど、台湾の20~30代の女性に人気のアパレルブランド「MOBO」とのコラボ企画商品を台湾で発売した。こどもの国の動物やロゴをあしらった商品を通し、台湾での知名度向上を図る。新型コロナ収束後に外国人観光客数が回復するのを見据えた誘致につなげたい考え。
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 発売は8月。こどもの国にいるジャガーやワニなどを描いたTシャツやかばんなど8アイテムを商品化した。県立芸大大学院を卒業し、現在は動物みらい課に務める台湾出身の陳佑而(ちんゆあ)さん(35)がデザインした。
 こどもの国創造みらい課の鈴木理美係長は「コロナ禍以前は外国人観光客の中でも台湾人客が多かった。既に売り切れになった商品もあり、PRにつながれば」と話した。販売手数料や支払い通貨などに関する対応は、県産業振興公社や県よろず支援拠点のアドバイスを受けた。
 陳さんは「台湾の人たちにも動物のかわいさを知ってほしくて描いた。コロナ後にぜひ遊びに来てほしい」と話した。
(島袋良太)
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