室井佑月さんが「仕事の楽しさ」語る 11月8日に山口県セミナーパークで講演会

 タレントで作家の室井佑月さんによる講演会「仕事の楽しさ」が、11月8日(火)午後1時半から3時まで、山口県セミナーパーク(山口市秋穂二島)で開かれる。聴講は無料だが、事前申し込みが必要。

 室井さんは、1970年青森県生まれ。ミス栃木、モデル、女優、レースクイーン、銀座のクラブホステスなどさまざまな経歴を持つ。1997年に月刊誌「小説新潮」5月号の「読者による『性の小説』で入選し、執筆活動に力を入れるように。以降「小説現代」「小説すばる」などに作品を発表し、1998年に「熱帯植物園」(新潮社)、「血(あか)い花」(集英社)、1999年に「piss」(講談社)を出版した。その他主な著書に「子作り爆裂伝」(飛鳥新社)や「ママの神様」(講談社)などがある。最近では「若い女性の代弁者」「恋愛の教祖」「一児の母親」として、テレビやラジオのコメンテーターや、講演活動などで活躍中。飾らない性格や歯にきぬ着せぬストレートな意見で切り込み、女性からの支持者も多い。

▲室井佑月さん

 講演では、「仕事が大好き。暇になるのが大嫌い」という室井さんが、さまざまな職業に就いた自らの経験を通じて、人間の生き方について語る。「好きなことを仕事にしているのは一握りのラッキーな人だと思うから、『子どもに食べさせるために働いてるってだけでも立派だと思う』といったことを伝えたい。自分の居場所を探し続けている人、迷っている人と話し、何人かでも『救われた』って思ってくれるといい。『まぁ、室井佑月みたいな奴もいるんだからさ』って」と室井さん。

 聴講希望者は、ウェブサイト(https://www.hito21.jp/kenmin/)の申し込みページからか、はがきに講演名と講師名、希望人数(2人まで)、氏名・ふりがな、郵便番号、住所、電話番号を明記し、主催の山口県ひとづくり財団 山口県民学習部(〒754-0893 山口市秋穂二島1062、TEL083-987-1110)へ。締め切り(必着)は10月20日(木)。定員は300人で、応募者多数の場合は抽選となる。

© 株式会社サンデー山口