クイーンが新曲「Face It Alone」を10月13日に発売することを予告

Queen - Photo: Dave Hogan/Getty Images

クイーン(Queen)が、フレディ・マーキュリーのヴォーカルをフィーチャーした新曲「Face It Alone」を2022年10月13日にリリースすることを世界各地のビルボード広告やポスター、そしてオフィシャルサイトやSNSを通じて予告している。

バンドの象徴であるオリジナルのフロントマン、フレディ・マーキュリーのイメージと「Face It Alone 13 October 2022」の文字が描かれたビルボード広告が10月6日、英ロンドンでの出現を皮切りに、その後、世界各地で目撃されている。また、10月9日に、クイーンの公式インスタグラムで楽曲の一部と思われる音源が公開されて以降、バンドの一連のソーシャルメディアでも新曲の予告が始まっている。

公式ツイッターの最新投稿では、「📢クイーン・ファンの皆さん、ニュースを見ましたか?周りを注意してみて、私たちのビルボード広告を見かけたら、“#FaceItAlone”のハッシュタグをつけてその写真をシェアしてください」と呼びかけている。現時点では、クイーンのファンは今後数日間のさらなる展開に目を光らせておくべきだということ以外、さらなる情報は得られていない。

その他のクイーン関連のニュースとして、9月30日にロジャー・テイラーが最新ライヴ・アルバム『The Outsider Tour』をリリースした。同アルバムには、2021年10月に発表したソロ・アルバム『The Outsider』をサポートするために同年10月に行ったUKツアーの音源が収録されている。20年以上ぶりのクイーン以外でのライヴ活動となったこのソロ・ツアー発表時にロジャー・テイラーは、「私のつつましいツアーは、とにかく楽しくて、音楽的にとても良いものにしたいです」と述べていた。

LP、2CD、デジタルでリリースされたロジャー・テイラーのライヴ・アルバムには、ソールドアウトしたUKツアー全14公演からの22曲が収録されている。新型コロナウイルスによるロックダウンの渦中で作曲・録音されたアルバム『The Outsider』について彼は「少しノスタルジックで哀愁を帯びた」と表現していたが、このアルバムを掲げたUKツアーは作品の内容とは裏腹に喜びに満ちたものとなった。

Written By Tim Peacock

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