Vaundyの新曲「瞳惚れ」が仲野太賀主演「ジャパニーズスタイル」主題歌に決定

テレビ朝日系で10月22日からスタートする、仲野太賀主演の連続ドラマ「ジャパニーズスタイル」(土曜午後11:30)の主題歌が、Vaundyの新曲「瞳惚れ」に決定した。

コメディーからシリアスまでこなす演技派の仲野が、脚本・金子茂樹氏、監督・深川栄洋氏とタッグを組んで、同局初のシットコム(シチュエーションコメディー)で新境地を開拓する本作。物語の舞台となるのは、さびれた温泉旅館「虹の屋」の玄関とロビー、従業員室・大浴場の入口とエレベーターのみ。その限られた空間で、30分間ノンストップの群像劇が繰り広げられていく。もちろん、撮影自体もほぼ本番一発の長回し。毎回、何が飛び出すか分からない展開から目が離せなくなる。

「虹の屋」の3代目である父親に反発し家を飛び出したものの、うだつの上がらない毎日を送っていた柿丘哲郎(仲野)が10年ぶりの帰宅を果たすところから始まる。そんな彼を待ち構えていたのは、口が悪い流しのフラメンコダンサーの寺門・ルーシー・数子(市川実日子)、温泉嫌いで潔癖性の支配人・影島駿作(要潤)、UNO依存症の料理長・浮野奏太(しずる・KAƵMA)、息子と占いに人生を捧げるシングルマザーの仲居・浅月桃代(檀れい)と、その母親と一輪車を愛する少年のような従業員・浅月凛吾郎(石崎ひゅーい)、省エネ仕事で40年も旅館にしがみつく古株・梅さんこと梅越一二四(柄本明)という一癖も二癖もある猛者たちだった。彼らに翻弄(ほんろう)されながらも、哲郎もまた持ち前の“クズっぷり”を見せて、ドタバタ劇はより加速していく。

Vaundyは、2019年に活動を開始。作詞、作曲、アレンジをすべて自分でこなし、デザインや映像もディレクション、セルフプロデュースする、サブスク令和時代の象徴的な存在。現役大学生ながらストリーミング累計1億回再生を連発するなど、“Z世代”のトップを走り続けている。自身初となるアリーナ公演日本武道館2days公演は2万6000人を動員し、開催したライブはすべて即日完売。23年には23公演からなる大規模ホールツアーと、自身最大規模となる5大都市10公演からなるアリーナツアーを開催予定だ。

Vaundyが今作のために書下ろした主題歌の「瞳惚れ」は、爽やかなギターのカッティングが印象的な“Vaundy流”シティー・ポップ。そこに詩的な歌詞が乗り、Vaundyのセンスと才能をタップリと楽しむことができる楽曲となっている。

「今回このお話をいただいた時に、“ほぼ本番一発勝負”のシットコムスタイルと聞いて、このドラマの自由で楽しい雰囲気を表現できればと、この『瞳惚れ』という楽曲を作っていきました」と明かすVaundyは、「お芝居の雰囲気をそのまま引き継いで、ラストに次回も楽しみになるような曲に仕上がってます。ベースラインとメロディーがリズムを通して共存していて“瞳惚れ”する時の楽しいダンスルームのような、浮き足立ってダウンタウンへ繰り出していくような、そんな高揚感を感じながら聴いてもらえたらうれしいです」と曲に込めた思いを語っている。

主演を務める仲野は、Vaundyついて「とにかく音楽の才能があふれていて、いろんなタイプの楽曲をコンスタントに生み出していてすごいなと思います。一度、ライブも見たことがあるんですが、すごい迫力で『こんなに歌がうまいんだ!』って、感動したのを覚えています」と以前から注目していたそうで、「主題歌として提供いただいた『瞳惚れ』ですが、すでにヘビーローテーションです。聴けば聴くほど、勝手に体が踊り出すような、シティ・ポップ的な要素があって、軽やかで。主題歌がこんなすてきな曲で、本当に最高ですし、僕たちも芝居で負けないようにしたいです。僕たちの芝居がドタバタと始まって、怒濤(どとう)のように終わって、Vaundyさんの曲で締めるという、いい流れになってくれればうれしいですね。名曲が待っているので、必ず最後まで見てください!」と絶賛し、呼びかけている。

ほぼ“本番一発勝負”でノンストップ撮影が行われる、何が起こるか分からないライブの臨場感に加えて、あっと驚く豪華ゲストの登場など、毎回、様々な魅惑の仕掛けも用意される本作。仲野を筆頭とした魅惑のキャスト陣に、新進気鋭のアーティストの楽曲も加わり、その相乗効果にますます期待が高まる。

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