10月8日、千葉県流山市で防災イベント「GLP ALFALINK 流山 防災フェア」が開かれました。
イベントの会場となった日本最大級の物流施設「GLPアルファリンク流山」は、流山市と防災に関する協定を結んでいて、施設の一部が地域住民の一時避難施設になっています。
今回の防災フェアは、 午前、午後の2回行われ、100人以上の近隣住民や施設就業者が参加し、通常立ち入り禁止エリアのランプウェイの歩行体験などができる「避難体験ツアー」などを体験しました。
他にも、参加者たちは流山地域のハザードマップをもとに、災害リスクについての説明を受けたり、物流施設内の一時避難場所の見学や、防災備品の体験利用、おすすめの防災グッズの紹介などを受けたりして、防災への意識を高めていました。
また、協力の流山市北消防署のブースでは、水消火器体験、屋内消火体験、起震車体験、はしご車体験なども催され、体験した人たちは「もしも」に備えて消火や避難の手順を確認していました。
参加者は―
「施設がとても広くて驚いた。こんな立派な施設が一時避難所になってくれているというのはとても助かる」
「物流倉庫のイメージはあまりいいものではなかったが、ここは中がすごくきれいで、働きやすさも考えられていて、自分も働いてみたいと思った」
「今まで中に入ったことがなかったので知らなかったが、免震構造など、防災機能もとてもしっかり考えられて作られているのだと分かった。(最新の防災備品の紹介などもあり)いま家にある防災グッズを見直したいと思った」