きょうから全国旅行支援 広島県知事「感染防止対策に努めながら実施」観光“起爆剤”に期待

11日から始まった「全国旅行支援」について、広島県の湯崎知事は、「感染防止対策に努めながら事業を実施したい」と話しました。

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広島県 湯崎 英彦 知事
「これをきっかけに、全国の多くのみなさんに瀬戸内や里山を生かした本県ならではの魅力に触れていただきたい」

全国旅行支援は、1人1泊8000円を上限に、宿泊・旅行代金が最大40%割引になるキャンペーンです。飲食店などで利用できる地域クーポンも配られます。

県は、これまで中四国地方の人たちとしてきた「やっぱ広島じゃ割」の対象を11日から全国に拡大しました。

利用するには、ワクチンを3回打つか、PCR検査などの陰性確認が必要です。

湯崎知事は、「県内の観光産業にとって、観光需要回復の大きな起爆剤になる」と期待を寄せました。一方で、感染の再拡大につながらないよう、旅行業者などに対しては、利用者の体調チェックや3密回避を徹底するよう要請したということです。

広島県 湯崎 英彦 知事
「基本的な感染対策の徹底や、体調が悪い場合には旅行をキャンセルしていただくことをお願いすることで、観光に対する安全・安心を確保しつつ、事業を実施していきたいと考えている」

全国旅行支援は、12月20日まで実施される予定です。

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