マイナポイントを受け取れるのは、2022年9月末までにマイナンバーカードを作った人限定でしたが、その期限が12月末まで延長になり、チャンスが広がりました。
でも、すでにカードを作っていても、「マイナポイントって、どうやって受け取るの？」「健康保険証や公金受取口座の紐づけは、どんな流れ？」と密かに思っている人もいるでしょう。
そこで今回は、マイナポイント第二弾の「健康保険証と公金受取口座を紐づけ」で、１万5000円分のマイナポイントを電子マネーのWAONで受け取った体験談を紹介します。
子どものマイナポイントをWAONで受け取り
筆者自身のマイナンバーカードは、カードの新規作成（5000円分）と、健康保険証＆公金受取口座と紐づけ（それぞれ7500円分）で、すでにPayPayでマイナポイントを受け取りました。
子どものカードでは、第一弾の新規作成でのマイナポイントは受け取りましたが、第二弾はまだでした。前回の第一弾で電子マネーの「WAON」をすでに受け取りまして、今回第二弾で健康保険証と公金受取口座の紐づけを行い、WAONで1万5000ポイントを受け取りましたので、その体験談をお伝えします。
アプリだけでなく、イオンのお店でもできる
ネットで「マイナポイント WAON」と検索すると、公式サイトにすぐアクセスできました。
受け取る方法は３種類。「マイナポイント申込アプリ」を使うか、イオンのお店にいって「マルチメディアコピー機」を使うか「マイナポイント手続きスポット」で申し込むか。
前回のマイナポイント第一弾では、たまたまイオンに行く機会があったときに「マルチメディアコピー機」とはどんなものだろうと思い、試してみました。マルチメディアコピー機のガイダンスが非常にわかりやすく、その場ですぐにできて、IT系が苦手な方にも向いているなと感じました。
今回は、直近でイオンに行く機会がなかったため、自宅でアプリを使って手続きをすることにしました。
スマホとマイナンバーカード、WAONカードなどを準備してスタート
公式サイトの解説を見ながら、手元にスマホとマイナンバーカード、WAONカード、銀行の通帳を置いてスタート！
手順1）アプリをダウンロードしてWAONカードを読み込む
アプリをダウンロードしたら、「WAONカード読み取り」をタップし、WAONカードの上にスマホを置くと、WAONカードが「読み込み完了」になります。
手順2）マイナンバーカードを読み込む
次に「マイナポイント申込」をタップし、マイナンバーカードの読み取りです。
マイナンバーカードの上にスマホを置いて「はじめる」をタップ。申請済みの数字4桁の暗証番号を入れると、読み取り完了。
手順3）マイナポイントを申し込む
「キャンペーンを選択してください」と、以下のように出てきます。
□健康保険証としての利用申込
7500ポイント
□公金受取口座の登録
7500ポイント
申込済
□マイナンバーカードの新規取得
すでに、子どもの第一弾のマイナポイントは受け取り済みですので「申込済」と表示され、第二弾の「健康保険証」「公金受取口座」の2つにチェックを入れます。
利用規約に同意後、＜マイナポイント申込結果をご確認ください＞という画面に変わり、「スクリーンショットにて以下画面を保存してください」とのことで、スクショを取得。
WAON番号や申込処理番号などのほか、「健康保険証利用申込P」と「公金受取口座登録P」に「申込受付」と表示されています。
まだまだ続きあり！ 公金受取口座の登録を忘れずに
これはWAONの場合に限らず、他のマイナポイント受け取りの手続きでも感じることですが、「申し込み受付」などと表示されるため、この画面で「すべて終了！」だと勘違いしてしまう人もいらっしゃるのではないでしょうか。
よくよく考えてみると「公金受取口座登録」の「銀行口座」の入力をしていませんので、次に進みます。
手順4）公金受取口座を登録する
「公金受け取り口座登録はこちら」をタップすると、マイナポータルの画面に飛び、「利用者登録／ログインをして使う」をタップします。
数字4桁の暗証番号を入力し、マイナンバーカードにスマホを乗せ、「読み取り開始」を押し、読み込みができたら、利用規約に同意し、利用者登録をします。
メールアドレスを入れると、6桁の数字が届くので、その数字を入力すれば、利用者登録が完了。
「申請入力補助情報の登録」に進みます。
数字4桁の暗証番号を入力して、マイナンバーカードの上にスマホを置くと、自分で入力しなくても氏名・生年月日などが表示されます。ここに、名前のフリガナなどを入力して完了。
案内に沿って「口座情報を登録します」をタップし、銀行名や支店名、口座番号を入力し、利用規約を読んで同意したら、登録完了です！
WAONで受け取る場合は「もうひと手間」を忘れずに！
ちなみに、PayPayでマイナポイントを受ける場合は、筆者の場合は申し込みの翌日朝にPayPayポイントが自動的に付与されていましたが（混み具合によっても異なるようです）、WAONでは、「健康保険証としての利用申し込み」の場合は、申込日の3日後から受け取りできるそう。
とはいえ、「受け取る手続き」が必要なので、お忘れなく…。
手順5）WAONを受け取る
数日後、イオンに行く機会があったときに、イオンにある「WAONステーション」で受け取ることにしました（その他、イオン銀行ATMや、WAONチャージャーのほか、スマホのアプリからも受け取れます）。
ステーションでWAONカードをかざし、「センタ通信中です」と表示された後に、「ポイント明細（残高照会）」が出ます。
ここでは、画面に表示される一覧には、マイナポイントのことは何も書かれていません。
一瞬「あれ？おかしいな？」「何か手続きを間違えたかな？」と焦る人もいるかと思いますが、よくよく見ると、画面右下に「マイナポイント WAON電子マネー受け取り」というカラフルなボタンがあるので、ここをタップします。
すると、画面に「WAON特典」として、「マイナポイント保険証利用申込WAON」が7500WAON、「マイナポイント公金口座登録WAON」が7500WAONと表示されます。
全部を受け取る場合は「全特典受け取り」のボタンをタップすると、「ワオーン！」と音が鳴り、無事1万5000円分のWAONを受け取ることができました。
WAONステーションで受け取る場合は、「右下のマイナポイントのボタンを押すこと」がわからず、焦る方もいるかと思いますので頭に入れておきましょう。
マイナポイントはさまざまな受け取り方法があります。電子マネーのWAONをWAONステーションで受け取る際のように、ひと手間必要なものもありますので要チェックです。
1人最大2万円分のマイナポイント。2人家族なら4万円、4人家族なら8万円と大きな金額ですので、上手に活用したいですね。
※参考
＜マイナポイント事業＞電子マネーWAON公式サイト
