G7男女相会合、来年6月24、25日に決定 日光開催

G7閣僚会合の会場に想定されているリッツ・カールトン日光=日光市中宮祠

 小倉将信(おぐらまさのぶ)男女共同参画担当相は11日の閣議後の記者会見で、来年の主要7カ国首脳会議(G7サミット)に伴い栃木県日光市で開催する男女共同参画・女性活躍担当相会合について、日程が来年6月24、25日に決まったと発表した。

 男女共同参画週間(6月23~29日)中の開催で、小倉担当相は「より一層男女共同参画・女性活躍に関する機運の醸成が図られるものと期待している」と述べた。

 6月にドイツで開幕したG7サミットに伴う男女共同参画担当相会合は13、14日にベルリンで開催される。小倉担当相は会合に出席し、日本のジェンダー平等に関する取り組みを紹介するほか、各国の担当大臣と会談する予定。「来年の会合に向けた意見交換を行うとともに、日光市への来訪を働きかけたい」とした。

 県によると、内閣府による日光市の視察は今月中に行う方向で調整中という。県が誘致計画書で主会場として提案した奥日光のホテル「ザ・リッツ・カールトン日光」や周辺の宿泊施設、世界遺産の二社一寺(日光東照宮、日光二荒山神社、日光山輪王寺)などが視察の対象となるとみられる。

 同市は11日、「G7関係閣僚会合推進係」を設置。県も9月末に推進室を設けており、連携して受け入れの準備を進める方針。

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