フィリーズがブレーブスに先勝 カステヤノス3安打3打点の大活躍

地区シリーズ第1戦【フィリーズ7-6ブレーブス】@トゥルイスト・パーク

ワイルドカード・シリーズでカージナルスに2連勝したフィリーズは、その勢いのままに序盤から打線がつながり、3回までに4得点。4回表に2点、5回表にも1点を追加し、昨季王者ブレーブスとの地区シリーズ初戦を7対6で制した。勝利投手はフィリーズ2番手のアンドリュー・ベラッティ。ブレーブス先発のマックス・フリードは4回途中8安打6失点(自責点4)と打ち込まれ、敗戦投手となった。

フィリーズは1回表二死から連打でチャンスを作り、ニック・カステヤノスとアレック・ボームの連続タイムリーで2点を先制。2回裏にトラビス・ダーノウのソロ本塁打で1点差に迫られたが、3回表にカステヤノスの二塁打などで一死2・3塁とし、ボームの犠飛とジーン・セグーラのタイムリーでリードを広げた。4回表には二死満塁からカステヤノスのタイムリーで2点を追加。5回表には一死3塁からエドムンド・ソーサが犠飛を放ち、7点目を奪った。

フィリーズ先発のレンジャー・スアレスは1回裏、3回裏と2度も満塁のピンチを招き、4回途中3安打1失点で降板。5回裏には3番手のコナー・ブログドンがダーノウに2点タイムリー二塁打を浴びて4点差に追い上げられ、9回裏には7番手のザック・エフリンが一死1・3塁からマット・オルソンに3ランを浴びて1点差に迫られたものの、続くウィリアム・コントレラスをカステヤノスの好守でライトライナー、ダーノウをショートゴロに打ち取り、7対6で逃げ切った。

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