羽田空港に外国人観光客が続々 政府が水際対策を大幅緩和

国内の水際対策が10月11日から大幅に緩和され、入国者数の上限が撤廃されました。羽田空港には早速、多くの外国人観光客が降り立っています。

政府はこの日から1日当たり5万人としてきた入国者数の上限を撤廃したほか、外国人の個人旅行を認め、短期滞在のビザも免除しました。

国際線がある東京・大田区の羽田空港第3ターミナルには朝から東南アジアやヨーロッパからの便が次々と到着し、多くの外国人観光客が入国していました。オーストリアからの観光客は「2020年から日本に来ようと計画していたが、なかなか入国できなかった。やっと日本に来られたのでよかった」、オーストラリアからの旅行客は「もともと中継地点として日本に来ようと思っていたのラッキー。緩和初日に立ち寄れて本当によかった。27時間も空港に滞在する覚悟だったので、よかった」と話していました。また、ドイツからの観光客は「私は買い物がとても好き。日本にはお土産を買うにも、とても面白くてすてきなものがたくさんある。円安で少し余裕ができてうれしい」と話し、円安が進む日本で買い物を楽しみたいという観光客の姿もありました。

インバウンド需要の復活へと向け、秋の旅行シーズンに期待が高まります。

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