千葉商科大学と東邦大学の学生団体、SDGsを楽しく学べるすごろくを産学連携で制作

千葉商科大学と東邦大学の学生団体と、全国と海外に「いしど式そろばん教室」を展開する株式会社イシドは、子どもたちが遊びながらSDGsの17の目標について楽しく学べる「いしど式SDGsすごろく」を共同制作。2022年10月3日よりWebサイトで公開を開始した。

千葉商科大学の「SONE」と東邦大学「東邦Ecolution」は、それぞれの大学で環境活動に取り組む学生団体だ。これまで合同合宿など行っており、2018年度からは情報交換を行うなど協力して活動を行ってきた。

両団体はイシドに対しても子ども向け環境活動推進イベントなどの提案も行っており、今回、学生ならではの自由でユニークなアイデアで、子どもたちが楽しみながらSDGsという社会課題に接する機会を創出してほしいというイシドからの依頼を受け「いしど式SDGsすごろく」を制作した。

すごろくを利用するのは、そろばん教室に通う3歳以上の生徒。学生たちは、年代ごとに言葉の理解度が異なるため、すべての年代の生徒が理解し、楽しめる内容となるよう心がけて制作したという。

すごろくへの導入として、SDGs17個の目標すべてを子どもたち目線に立ってわかりやすく解説する4コママンガも学生たちが考案した。マンガはすごろく内のクイズのヒントにもなっており、マンガを読みながらすごろくに挑戦することで、さらにSDGsについての理解が深まるように工夫されている。

「いしど式SDGsすごろく」は、そろばん教室に通う生徒以外もWebサイトから用紙をダウンロードすることができる。

参考:いしど式SDGsすごろく

© 大学ジャーナルオンライン