海の恵みに感謝 「魚霊祭」 広島市中央卸売市場

海の恵みに感謝し魚の霊をなぐさめる「魚霊祭」が広島市中央卸売市場開かれました。

魚霊祭は水産物を扱う業者が毎年開いているものです。

12日は約70人が参列し、玉串を供えるなどして魚の霊をなぐさめました。

水産物部協議会 山本英治郎社長「魚を食べて命を維持している。我々にとっては魚は本当に大事なもの」

中央卸売市場では温暖化による海水温の上昇や漁業者の高齢化などにより漁獲量が減り続けています。

新型コロナの影響で飲食店などからの注文が減り売り上げも減少していましたが、今年は回復傾向にあるということです。

参列者らは今年の豊漁を祈り、生きた鯛15匹を桟橋から放流しました。

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