この連載では、毎月、その月にベストシーズンを迎えるおすすめの国内旅行先をピックアップしていきます。10月第2週は、そのときにしか見られない季節ものに注目！ バラと洋館の景観美が人気の東京都北区の「旧古河庭園」、コスモスと風車がフォトジェニックな千葉県の「あけぼの山農業公園」、横浜港を見下ろすローズガーデンのある神奈川県の「港の見える丘公園」、関東最大級のダリア園・埼玉県の「両神山麓花の郷ダリア園」、イルミネーションと花の競演が見られる栃木県の「あしかがフラワーパーク」を紹介します。
Shutterstock.com
バラと洋館が調和した絵画的な景観美「旧古河庭園」【東京都】
Takashi Images / Shutterstock.com
国の名勝である「旧古河庭園」は、洋館と洋風庭園、日本庭園が融合する都内でも貴重な庭園。
洋館と洋風庭園は、旧岩崎邸庭園洋館、鹿鳴館、ニコライ堂などを設計したジョサイア・コンドル設計。左右対称の幾何学模様の刈込のフランス整形式庭園と、石の欄干や石段・水盤など、立体的なイタリア露壇式庭園の技法を合わせた庭園が、バラや洋館と調和した絵画的な景観美となっているのが特徴です。
秋バラの見ごろに合わせて、2022年10月8日（土）～11月11日（金）の期間、3年ぶりに「秋のバラフェスティバル」を開催。期間中は、秋バラの音楽会や、臨時売店の出店などもありますよ。
旧古河庭園
住所：東京都北区西ヶ原1丁目
電話：03-3910-0394（旧古河庭園サービスセンター）
開園時間：9:00～17:00（入園は16:30まで）
休園日：年末・年始（12月29日～翌年1月1日）
2022年12月19日（月）12:00～17:00（午前中のみ開園 最終入園11:30）
2023年1月16日（月）12:00～17:00（午前中のみ開園 最終入園11:30）
2023年2月13日（月）12:00～17:00（午前中のみ開園 最終入園11:30）
入園料：一般150円、65歳以上70円（小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料）
※洋館は別途入館料がかかります
公式サイト：https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index034.html
コスモスと風車のフォトジェニックな風景「あけぼの山農業公園」【千葉県】
Shutterstock.com
千葉県柏市の「あけぼの山農業公園」は、17haの敷地に温室や加工実習館、バーベキューガーデン、資料館、売店、体験農園などが一体化した公園。
公園のシンボルである風車周辺には、桜、ツツジ、チューリップ、梅、コスモスなど、四季折々の草花が植えられています。
例年10月上旬から風車前に広がる約2.2haのコスモス畑を、約100万本の花が彩ります。
コスモスの見頃に合わせて2022年10月1日（土）～11月3日（木・祝）の期間、「コスモスウィーク」を開催。オリジナルスイーツの期間限定販売や青空市、フリーマーケットなども行われますよ。
開花状況や花畑の様子については公式サイトの【園内の見どころ】をチェック！
あけぼの山農業公園
住所：千葉県柏市布施2005-2
電話：04-7133-8877
開園時間：9:00～17:00
休園日：月曜日（祝日の場合は翌日）、年末年始（12月28日〜1月4日まで）
入園料・駐車料金：無料
公式サイト：https://www.akebonoyama-nougyoukouen.jp/
海を望むバラ「海の見える公園」【神奈川県】
©Yokohama Visitors Guide
横浜港を見下ろす小高い丘にある「海の見える公園」は、横浜ベイブリッジを望む絶好のビューポイントであり、横浜でも有数のバラの名所です。
バラの見頃は、春と秋の2回あり、5月中旬から6月中旬と、10月中旬から11月中旬がバラの最盛期。
イギリス館前の「イングリッシュローズの庭」には、約150種、約800株、イギリス館から山手111番館の後庭を結ぶ「バラとカスケードの庭」には、約80種、約750株、合計約330種、約1,950株のバラが花開きます。
海の見える公園
住所：神奈川県横浜市中区山手町114
電話：045-671-3648（横浜市都心部公園担当）
開園時間：24時間（※フランス山は夜間閉鎖）
休園日：年末年始（フランス山含む）、イギリス館 毎月第2水曜、山手111番館 毎月第4水曜
関東最大級のダリア園「両神山麓花の郷ダリア園」【埼玉県】
Shutterstock.com
両神山（りょうかみさん）のふもと、小鹿野町両神薄の山あいにある「両神山麓花の郷 ダリア園」は関東最大級のダリア園。
広さ約1万平方メートルの園地に地元ボランティアが丹精込めて育てた約350種5000株のダリアが咲き誇ります。赤や白、黄色など花色も豊富で、大きい花は直径30cmになるものも。
切り花の販売や地元の農産物などの販売も行われています。
両神山麓花の郷ダリア園
住所：埼玉県秩父郡小鹿野町両神薄8240-2
電話：0494-79-1100（小鹿野町役場両神庁舎 おもてなし課）
開園期間：9月1日〜11月3日
開園時間：9:00〜16:30（入園は16:00まで）
料金：整備協力金 中学生以上500円
公式サイト：https://ryokami.ogano.saitama.jp/
園内を紫に染めるアメシストセージ「あしかがフラワーパーク」【茨城県】
A post shared by あしかがフラワーパーク【公式】 (@ashikaga_flower_park)
600畳敷きの藤棚を持つ大藤や、長さ80ｍもの白藤のトンネル、きばな藤など350本以上の藤が咲き誇ることで知られる「あしかがフラワーパーク」。藤以外にも四季折々の花が楽しめます。
秋は園内一面を紫色に染める2万株、30万本のアメジストセージがと秋バラが見頃を迎え、「パープル＆ローズガーデン」が開催されています。
©公益社団法人栃木県観光物産協会
2022年10月15日（土）～ 2023年2月14日（火）の期間は、日本三大イルミネーションに選ばれている「光の花の庭」を開催。10万平方メートルの園内に500万球を超えるイルミネーションが輝きます。
あしかがフラワーパーク
住所：栃木県足利市迫間町607
電話：0284-91-4939
開園時間：10:00～17:00
入園料：花の咲き具合により料金が変動します
休園日：2月第3水・木曜日、12月31日
公式サイト：https://www.ashikaga.co.jp/index.html
10月にベストシーズンを迎えるおすすめの国内旅行先を５カ所紹介しました。旅行の予定を立てる際の参考にしてみてくださいね。
※2022年10月11日時点の情報です。イベント等の内容は変更になることもあります。最新情報は公式サイト等でご確認ください。
