TOKIOがアンバサダーに就任! 沖縄コーヒープロジェクト、国産コーヒーの産地へ「一緒に成長」 

 【東京】音楽グループ、TOKIOの城島茂さん、国分太一さん、松岡昌宏さんが12日に都内で会見し、コーヒー豆やコーヒー製品を沖縄の新たな特産品とすることを目指す「ネスカフェ 沖縄コーヒープロジェクト」のPRアンバサダー就任を発表した。日本初のプロジェクトへの参加に、城島さんは「10年、20年先までいろんな思いを紡いでいきたい」と声を弾ませた。
 沖縄コーヒープロジェクトは、高品質なコーヒー生豆の継続的な供給に向けたネスレ日本(本社・神戸市)のプログラム「ネスカフェ プラン」の一環。サッカー元日本代表の高原直泰氏が代表を務めるサッカーチーム・沖縄SV(豊見城市)と共同で、沖縄を国産コーヒーの大規模栽培地にすることを目指す。
 ネスレ日本の高岡二郎飲料事業本部部長は、「コーヒーベルト」と呼ばれるコーヒー栽培に適した地域の中で、大規模な栽培が可能となる国内で唯一の地域が沖縄であるとし、「持続的なコーヒー栽培を実現できれば、農産物の高付加価値化など沖縄の第1次産業の課題解決にもつながる」と指摘。将来的には沖縄産コーヒーを「ブランドとして確立したい」と力を込めた。
 すでに県内11カ所で累計6500本の苗木を移植しており、TOKIOの3人も現地の農場で体験した。
 国分さんは、収穫までに5年かかり気候条件や栽培環境にも注意が必要になる点を指摘し、「箱入り娘のコーヒー。本当に大事に育てられていることを考えるきっかけにしてほしい」と話した。
 松岡さんはアンバサダー就任に当たり、「経験のないこと、前例のないことに挑戦するのがTOKIOらしい。経験したことをありのままに楽しみながら伝えていきたい」と意気込んだ。
 城島さんは「高品質のコーヒーを継続的に届けようというこの取り組みは素晴らしい。コーヒー豆が育つ様子を皆さんに見届けてもらって、一緒に成長していきたい」と強調した。
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