「奇跡体験!アンビリバボー」が放送25周年。剛力彩芽が歴代最長MCに

フジテレビ系で放送中の「奇跡体験!アンビリバボー」(木曜午後8:00)が、1997年10月25日の放送開始から、この10月で放送25周年を迎える。2012年10月から10年間スタジオメンバーを務めている剛力彩芽とバナナマン(設楽統、日村勇紀)が、番組への思いや収録でのエピソードを語った。

ビートたけしが案内役となり、予測不可能な出来事に人生を左右された人々のアンビリバボーな話を届けてきた同番組で、剛力は歴代スタジオMCの中でも最も長くMCを担当している。「私自身も番組が紹介するエピソードから、人としての生き方やマインドを勉強させてもらっています。10年前に比べて、今はリラックスしてMCをできるようになりました」とこれまでの歩みを回想する。

MC就任当時の剛力は19歳。「スタッフさんも私が10代の時から寄り添ってくれていて、だからこそ私自身が成長しなければいけないなと思うし、刺激を与えてくださる人や場所なので、そういった場所で10年間ずっとやらせてもらえているということがなによりうれしいです」と感謝する。

歴代最長のMCとなったが「今の若い子たちも『アンビリバボー』は知っているので、どの世代にも見られている番組を10年やらせてもらえているというのはとにかくうれしいし、ありがたいです。ここからさらに30年、35年と続いていく番組であってほしいし、私もその場にいられたらなと思います」と長寿化を期待。

スタジオメンバーを10年務めている設楽は「『アンビリバボー』はスタッフさんのリサーチ、VTRのクオリティーがすごいので、毎回楽しく収録に参加しています」と明かし、日村も「収録ペースも収録時間も、楽屋の場所も、ずーっと一緒。誕生日も毎回スタッフさん、剛力ちゃんが祝ってくれる。もう完全に『アンビリバボー』とともにやってきた10年です」としみじみ振り返っている。

剛力もバナナマンについて「最初に比べたら、日村さんにムチャぶりできるようになりました(笑)。あとは、番組でたまに難しいテーマを扱う時に、私がチラッと設楽さんを見ると絶対にフォローしてくださるんです。今後はお二人のことを私が引っ張っていけるようになりたいと思っています」と信頼を寄せている。

10月13日は、ゲストにカンニング竹山、鈴木紗理奈を迎え、「奇跡体験!アンビリバボー 運命激変!仰天&壮絶人生2時間SP」(午後7:00)と題して、壮絶きわまりない人生を歩んだ2人の女性の実話を紹介。剛力は「2人の女性のエピソードを見て、いつの時代も変わらない、諦めないことの大切さや、自分の信念を曲げないことがすごく大事だと感じました」とアピールしている。

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