モンブランパイ

10cm角の冷凍パイシートを使って作る、パイを楽しむ大きめのモンブランです! もちろん、他のメーカーのパイシートでも大きさを揃えて切ればできます♪ マロンクリームはサバトンのマロンペーストを使うので、比較的季節を選ばず食べたいときに作れます。 パイがざっくりしているうちがいちばん美味しいので、できるだけ作りたてをすぐに味わってほしいなと思います(*^^*) マロンクリーム多めでボリューミーなパイです。

by 陽子さん

このレシピの材料


数量:10cm角 4個分

パイ部分

冷凍 パイシート10cm×10cm… 7枚

卵(塗る用)… 1個

コーティングチョコ… 20g

クリーム

☆生クリーム(脂肪分40%程度推奨)… 80g

☆グラニュー糖… 6g

●サバトンマロンペースト… 240g

●無塩バター… 40g

●ラム酒… 3g

●生クリーム(脂肪分40%程度推奨)… 20g

仕上げ

デコールマロン(渋皮煮でも)… 8個

トッピング用 粉糖… 適量

ケーキピック… 4枚

下準備


・デコールマロン(または渋皮煮)は形の良いものを4つ、トッピング用に選んでおきます。 形や色の悪いものは中に入れる用に4つ使います。 ・無塩バターとマロンペーストは常温に戻しておきます。

パイの土台を作る


1.オーブンを210℃に予熱します。 天板にシルパンを乗せ(またはオーブンシート)、パイシート7枚のうち4枚をそのまま乗せてフォークで穴を空けます。 ※パイシートは常温で少し解凍し、軽く曲がるくらいにして使います。(使うまで冷蔵庫、暑い日は冷凍庫に入れておくこと)

2.残り3枚は6分割します。めちゃめちゃ偏ってますが(;^ω^) ここでもパイシートはダレないくらいまで少し解凍して使ってください。凍ったまま切ると割れてしまいます。 カットしたら使うまで冷凍庫へ。 ※ここで4辺を1mm程度、ちょっとだけ切り落としてから分割すると、焼いた時に層が綺麗に出やすいです(そのままだと生地の層がくっついて潰れている可能性があるため)。切り落とさない場合のコツは3も参考に。

3.天板に乗せたパイシートに溶き卵を刷毛で塗り、カットしたパイシートをこのように乗せてくっつけます。パイシート同士の接着は卵液で。(角の部分) 切り口は出来るだけ触らないように組み立ててみてください。また、2で4辺を落とさずにカットした場合、左右の両端(包丁が入っていない部分)は層が潰れてふくらみにくい可能性があるので、包丁で切った部分を外側に、包丁が入っていない辺が内側になるようにしてあげると、焼いた時に外側の層が綺麗に出来ます。

4.全て組み立てたら縁の部分にも卵液を塗ります。(ここでも切り口に卵をつけないようにするとgood!) カットしたパイシートが2本余るので、卵液を塗ったらグラニュー糖(分量外)をまぶして一緒に焼いてしまいます。つまみ食い用になりま~す\(^o^)/

5.210℃のオーブンでまず12分、膨らんで色がうっすら付き始めるくらいまで焼きます。 オマケの2本はこの辺りで様子をみて取り出してくださいね。

6.今度は190℃に下げておよそ15分、こんがりと美味しそうな色が付くまでしっかりと焼きます。(ご家庭のオーブンに応じて様子を見ながら時間調整してください) 場所を入れ替えたり、天板の前後を返したりしてムラなく焼いてくださいね。

7.焼けたらケーキクーラーに取り出し、熱いうちにスプーンの背でパイの中央を軽く押し、少しふくらみを押さえておきます。

8.60℃程度の湯せんでコーティングチョコを溶かし、粗熱が取れたパイの真ん中部分に塗ります。パイがバラけて塗りにくいこともあるかと思いますが、めげずにチョコでくっつけながら塗ってみてください。 塗ったら冷蔵庫(冬場は常温で大丈夫)でチョコレートを固めます。 チョコレートを塗ることで、クリームの水分がパイに移るのを防いでパイのザクザク感を持続させるので、ここは丁寧にやってほしいです。

9.氷水をあてたボウルに☆生クリームと☆グラニュー糖を入れ、泡立て器で角がピンとたつまで泡立てます。ハンドミキサーを使っても構いませんが、泡立てすぎて分離しないように気を付けて。

10.丸口金をつけた絞り袋に1のクリームを入れ、500円玉くらいの大きさにちょんと絞ったら、中に入れ込む用に分けておいた栗を乗せます。

11.栗の上に垂直に絞り袋を立て、そのまま動かさずにクリームを絞ります。

12.こんな感じに栗が隠れて丸くなります。 泡立てた分使い切ってちょうど良いくらいです。 ここで一旦冷蔵庫に入れ、クリームを落ち着かせます。

13.常温に戻した●マロンペースト、●無塩バターを合わせてゴムベラでムラがなくなるまでよく練ります。 ※写真は混ぜている途中の様子です。この色ムラがなくなるまでよく練ってください。

14.続いて●生クリーム、●ラム酒を加えて同じくよく練ります。 ※写真は混ぜている途中の様子です。ムラがなくなり均一になるまでよく練ってください。

15.泡立て器(またはハンドミキサー)に替えてクリームがふんわり白っぽくなるまでよく混ぜます。 ハンドミキサーでは弱でおよそ1分でした。

16.モンブラン口金をつけた絞り袋にクリームを入れ、冷蔵庫で休ませていた4に絞っていきます。 絞り袋を垂直に立て、寝かさないようにぐるぐるすると綺麗にいきます。絞り始めは角のところが良いですよ~♪

17.こんな感じになります。 マロンクリームは多めに作っているので、絞る量によっては余るかもしれません。これは余らせずに盛りっとした時の仕上がりですが、お好みで調整していただいても構いません。

18.トッピング用に取り分けておいた栗を1粒ずつ乗せます。

19.周りにトッピング用粉糖を茶こしでふりかけ、お好みのピックをさしたら出来上がりです!グリーンはタイムの葉を使っています。 おおきな口でかぶりついちゃってください!

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