厚生労働省がSAFEコンソーシアムシンポジウム 労働災害への意識を高める

転倒や腰痛などの労働災害への意識を高めようというシンポジウムが、仙台市太白区のkhb本社で開かれました。

厚生労働省主催のSAFEコンソーシアムシンポジウムは11日、khbぐりりホールで開かれ、宮城県の企業に勤める約40人が参加しました。

シンポジウムでは、プロバスケットボール仙台89ERSの志村雄彦社長が講演し、現役時代の経験を元に、けが防止のためには健康づくりが大切と話しました。

仙台89ERS志村雄彦社長「これはおそらくプロスポーツ選手だけではなく、全ての皆さんの健康のためにはすごく重要だと思います。休息、栄養、トレーニングということはすごく頭に入れながら活動してました」

厚労省は、近年増加傾向にある転倒や腰痛といった労働災害の問題に対し官民挙げて取り組むための団体、SAFEコンソーシアムを6月に設立しました。今回のシンポジウムもその一環です。

厚生労働省安全課澤田京樹中央産業安全専門官「お客様と利用者、消費者の安全を追求しながら、従業員の安全を守っていくという企業がしっかり評価されるような社会を作っていきたいと思っております」

厚労省は、企業や団体にSAFEコンソーシアムへの加盟を呼びかけています。

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