恋愛で趣味や生き方が乱高下する人たちは●●だと思え

福岡でいちばん企画書を書いてきたプランナー・中村修治さんが読者のお悩みにオモシロオカシク答えてくれます。「あー、あるある」「そっか、もうそんな感じでいっか」などなど、生きにくい日々をライトに潜り抜けるためのヒントになったりならなかったり!?ぜひ肩の力を抜いてお楽しみください!

相談者>>>>>>>>

職場の後輩(アラサー女子)が、フリーだと仕事がめちゃくちゃできるんですが、カレシができるたびにポテンシャルががくーんと落ちます。

しかも、そのお相手の世界観にどっぷりはまり込み、職場や仕事のことをdisりはじめる…。

本人には言えませんが、 「あんた、カレシおらんほうがいいばい」 と言いたくなるポンコツぶりです。

男女問わず、恋をすると豹変する人いますよね!?
修治さんは、そういう人をどう思います!?

<<<<<<<<ワタシの回答

そういう妖怪だと思いましょう!!

つきあう男性によって趣味や生き方まで変える女性っていますよね!?ワタシも、心当たりが何人かいますよ。

男性にも居ますよね、そういう奴。いきなり彼女の好きな香水の香りをばらまくやつ。くまのプーさんのキーホルダーを持ち歩いたり、彼女がおねだりするクルマに乗り換えたりする。全然、自分の趣味とは違うのに・・・。

着ている服の趣味が変わるくらいならまだしも、働き方や言うこと自体も変わります。これがスピリチュアル系だと目も当てられません。生きがいだとか、感謝だとか、星の巡りがとか、そんなことを言い出したら遠巻きに観察するしかなくなります。笑

こういう人たちの優先順位のいちばんは“恋愛”なのです。
愛だとか、恋だとか、運命とかに、
めっちゃうるさい割には、全然うまくいかないってやつですね。

そんな風になっちゃう根底には、他者との関係性に依存しないと生きていけないという弱さがあります。自分の趣味でもなく、仕事でもなく、他者依存こそがアイデンティティとなってしまう。他者を恋しているときだけ自己愛も育つ。

大好きは続かない。
恋は、いつか冷める。
その怖さを知っているが故に、
彼らは自己豹変までして自己愛を死守しようとしているのです。

目を覚ませ!!と言いたいですが、そんなことぐらいでは目が覚めません。
だって、それがアイデンティティなのだから。

恋をする自分。
他者に依存する自分。
そういう自分に冷める機会が訪れるまで、繰り返されます。

もう見て、楽しみましょう!!
鵺(ぬえ)という妖怪をご存知でしょうか!?
何にでも化けることができる妖怪です。
彼らは、鵺です。

さて、次は、何に化けるのか!?
遠巻きに見ておきましょう!!

理解を超えたものは
全部、妖怪ですよ。

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